奇跡

エッセイ

奇跡の時間。

彼女が、助手席のドアを閉めた。いつもなら「ありがとう。気をつけてね。」って手を振るのに、今夜は、開けた窓の外から僕を見てる。「上がってく?」いいの?「うん。」 彼女の家に上がるってことは、ご両親にお会いする。のかな。ご挨拶の言葉、考えてない...
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