いろいろ、あった。
ストレスが重なり、心が壊れそうになったこともある。
それでも、僕にとって働くとは「好きなことをやり続けること」だ。
どんなに好きなことでも、やり続ければ、楽しくなくなる時が来る。
ピアノ。将棋。野球。
何でも同じ。
最初は自分の方が上手だったのに、友達に抜かれる。
いくら練習しても上手くならない。
面白くない。
自分には才能がないんだ。
もう練習したくない。
辞めたい。
でも、一流のプロは口を揃えて言う。
「特別な才能なんてないですよ。」
「絶対プロになると決めて、苦手なことが得意になるまで練習しました。」
「絶対売れると信じて、ギター1本で路上での演奏を毎日続けました。」
共通するのは、できるまでやり続けたこと。
辞めなかったこと。
会社員も同じ。
・自分が好きな会社に履歴書を送って、社員になる。
・会社の仕事を覚えて、スキルを身に付ける。
・自分のスキルが商品・サービスになって、購入者を笑顔にする。
・お客様は、笑顔になった分だけ「ありがとう。」と対価を支払う。
・販売担当者が「ありがとうございます。」といただいたお金で、社員が笑顔になる。
その繰り返し。
特別な才能はいらない。続けるだけでいい。
もちろん、続けちゃいけない場合もある。
人を笑顔にできない仕事。
自分が笑顔にならない仕事。
職場で怪我してはいけない。
身体も。心も。
そんな会社なら、辞めてしまえばいい。
自分だけが定時で帰れない理由は、仕事が遅いだけじゃない。
そんなに自分を責めなくていい。
追いかけてた仕事に追われるのは、任される仕事の量が増えたから。
困難な問題に直面するのは、その問題を解決できると信頼されているから。
失敗が怖いのは、仕事の規模と責任が重くなったから。
前に進めば壁に当たる。
乗り越える方法は、一つじゃない。
飛び越える。
よじ登る。
穴を開ける。
土を掘る。何でもいい。
5人で蹴ったら倒れたとか、
10歩戻って離れて見直したらドアがあったとか。
何もしなくても、待てば自然に壊れる壁かも知れない。
自分で選んだことをやり続ける。
一人じゃない。
仲間がいる。
無理しない。
今、辛いのはわかるけど、
もう少しだけ、
そんな気持ちで頑張って欲しいと思います。
頑張れ!
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