会社員34年。「私にとって働くとは。」

会社員

いろいろ、あった。
ストレスが重なり、心が壊れそうになったこともある。

それでも、僕にとって働くとは「好きなことをやり続けること」だ。

どんなに好きなことでも、やり続ければ、楽しくなくなる時が来る。
ピアノ。将棋。野球。
何でも同じ。

最初は自分の方が上手だったのに、友達に抜かれる。
いくら練習しても上手くならない。
面白くない。

自分には才能がないんだ。
もう練習したくない。
辞めたい。

でも、一流のプロは口を揃えて言う。
「特別な才能なんてないですよ。」
「絶対プロになると決めて、苦手なことが得意になるまで練習しました。」
「絶対売れると信じて、ギター1本で路上での演奏を毎日続けました。」

共通するのは、できるまでやり続けたこと。
辞めなかったこと。

会社員も同じ。
・自分が好きな会社に履歴書を送って、社員になる。
・会社の仕事を覚えて、スキルを身に付ける。
・自分のスキルが商品・サービスになって、購入者を笑顔にする。
・お客様は、笑顔になった分だけ「ありがとう。」と対価を支払う。
・販売担当者が「ありがとうございます。」といただいたお金で、社員が笑顔になる。
その繰り返し。

特別な才能はいらない。続けるだけでいい。

もちろん、続けちゃいけない場合もある。
人を笑顔にできない仕事。
自分が笑顔にならない仕事。

職場で怪我してはいけない。
身体も。心も。
そんな会社なら、辞めてしまえばいい。

自分だけが定時で帰れない理由は、仕事が遅いだけじゃない。
そんなに自分を責めなくていい。

追いかけてた仕事に追われるのは、任される仕事の量が増えたから。
困難な問題に直面するのは、その問題を解決できると信頼されているから。
失敗が怖いのは、仕事の規模と責任が重くなったから。

前に進めば壁に当たる。
乗り越える方法は、一つじゃない。

飛び越える。
よじ登る。
穴を開ける。
土を掘る。何でもいい。

5人で蹴ったら倒れたとか、
10歩戻って離れて見直したらドアがあったとか。
何もしなくても、待てば自然に壊れる壁かも知れない。

自分で選んだことをやり続ける。

一人じゃない。
仲間がいる。
無理しない。

今、辛いのはわかるけど、
もう少しだけ、
そんな気持ちで頑張って欲しいと思います。

頑張れ!

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