ラジオの深夜放送。
歌のイメージからかけ離れた明るいDJトークが2時間続く。
もうすぐ午前3時。
エンディング曲の前に、この手紙が読まれた。
書いたのは17歳の女の子。
僕と同じ歳だ。
あれから、41年。
17歳の女の子は、58歳になってる。
誕生日を迎えてたら、59だね。
どんな人生を歩いてきたんだろう。
見ず知らずの人だけど、心穏やかな時間を過ごしていて欲しい。
同じ時代を生きた者として、そう思う。
あなたが行きたかった高校へ、僕は行かせてもらいました。
それだけで、恵まれてる。
感謝しなきゃいけないですよね。もっと。
自由になりたくて走り続けたけど、自由なんかどこにもなかった。
身体も心も傷だらけ。
ボロボロになって、もう走れなくなって、
足元を見たら、そこにあったんですけどね(笑)。
立ち止まるまで見えなかった。
気付かなかったです。
この手紙とあの曲の関係なんて、作者にしかわからないけど、
あなたが書いたこの手紙は、時を越えて今も、たくさんの人の心を震わせています。
語り継がれていくんでしょう。これからも。
心そのままの言葉は、力を失わない。
いつまでも、人の心を動かすんですね。
どこかで、元気でいて下さい。
あなたが、幸せでありますように。
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